オタクの高まり

興味の惹かれたことについて書いたりしまつ(不定期)

劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト感想~世界は私たちの大きな舞台だから~


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オタクです、こんにちわ。

ここのところレヴュースタァライトの話しかできなくなっているので、1回ブログにしてみたら落ち着くかなと思ったので書きます。

※つらつら書いてたらめちゃめちゃ散らかりました、ごめんね。

 

オタクとスタァライト

レヴュースタァライトにがっつりハマったのは3年前のTVシリーズを見たときでした。

それまではStar Divineしか知らない浅いオタクやってました。ただ、1話見たときの胸を刺す衝撃は今でも覚えてます。

日常とレヴューの二層構造、仲間でありライバルの関係はオタクの大好物です。(後は、あの武士道からこんなコンテンツが出るとはって思ったのもある)

 

TVシリーズでキャッキャッしてる時には、まさかここまで心を掴まれる作品になるとは思ってなかった。

 

TVシリーズから劇場版総集編ロンド・ロンド・ロンド☆

(注意~以降ネタバレしかしません~注意)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ、TVシリーズの7話。

大場なな回でまさかのループまでしているという事実まで判明して、より複雑に抽象的になるレヴュースタァライト

でも、1話から伏線は張ってあって面白さのブーストにしかならない展開には唸った。

この辺りで掴まれていたかもしれないけれど!

 

この時点だと主人公である愛城華恋が、神楽ひかりという運命の舞台の相手と再会することでキラめきを覚醒させてスタァになっていく王道ストーリーだった。

明るくまっすぐにキラめきを放つスタァだった。

ロンド・ロンド・ロンドの幕が上がるまでは。

 

劇場版総集編と銘打たれた"これ"は、そんな甘いモノじゃなかった。

TVシリーズのレヴューを再演しているはずなのに違う、運命の舞台の幕は下りてなどいない。

語り部である再演者、大場ななは観てしまった。

仲間たちの、"舞台少女の死"を。

そして流れる"次の舞台"の告知、ワイルドスクリーンバロック

砂漠をさ迷う愛城華恋の姿が映し出される。

 

ショッキングな幕引きにまた衝撃を受けた。

それと同時にこれはもうとんでもない作品になったなぁ~!と、褒めるしかなかった。

もうキラめきに目を焼かれているのはオタク。

 

『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト

ま、間に合った🦒💨

これから「劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト」の話をします。

初回に観に行ったとき、できるだけ爆音が良いなと思い川崎のチネチッタへ。

(アニメ映画は音がデカければデカいほうが良いので)

ポイントの箇条書きでオタクが書きたいところをピックアップします。

 

「列車は必ず次の駅へ━━━━━━━━。」
「では舞台は?」
「あなたたちは?」

 

  • プロローグ

弾け飛ぶトマト、爆走するキリン、崩壊する星摘みの塔。

道しるべはだった塔は崩壊した。

ここで残骸になった約束タワーの影が線路になってるの好きです。

ここでのひかりの口上よく聴くと映画の内容そのものだよなぁと。

「生まれ変わった光を胸に、命が求める新たな血肉」

「歌い、踊り、奪い合う、それが野生の本能ならば」

「99期生、神楽ひかり、運命は変わる、舞台も・・・また」

歌い、踊り、奪い合う、それが野生の本能。

ワイルドですね、わかります。

 

  • 3年生の九九組

進路相談から始まるの、やっぱりそうだよなとは思いつつ、卒業がチラついて寂しくなったシーン。

ここはまず、まひるの成長に泣きます。 

「みんなに笑顔を届けるスタァになります。」

華恋に教えてもらって再確認した自身のキラめきを胸に宣言するの格好良いんだよな。

ここで引っかかったのは回り道を選ぶ純那、迷うななと"次の舞台"が定まっていない舞台少女がいて、最後に何もなかった華恋の進路。

数多のレヴューでキラめいてきたのに何も無くなっているのが苦しくなったシーン。

純那との稽古場のシーンでも鬼気迫る演技が出来るのに、キラめいていないのが怖い。

以降、幕間のように華恋とひかりの幼少からの回想が展開されるがそれは後述します。

 

場面は変わり、寮でのひと悶着、演技がうまいだけに"オーディション"から何かしら思っていても隠せてしまっていた皆にぶちまける香子、それは不安と怒りからなのか。

だからこそ、「しょーもない。」

 

あとは、まひるが「しょーもないってどっちが?」と少し怒りながら聞くけど、"観客"が見ている舞台の上であれば"話しすぎ"なんですよね。

表現として必ず0か1かにする必要はないので。

ばなな監督も「みんな、喋りすぎだよね。」と苛立つ様子。

そりゃあ次の日試練をふっかけるわな…。

 

🚋

 

  • ばななの警告

「私たちもう死んでるよ。」

新国立第一歌劇団へ見学に向かう電車がいつの間にか、移動式舞台へトランスフォーム。

(電車のクーラーが2つに分かれ、回転して折り畳まれていくのは変形ロボ好きにはたまらん)

ここで流れるのが、wi(l)d screen baroque。

イントロからシリアスモリモリの激しさで一聴き惚れです。

 

巨大スピーカーを両脇に揃え、足でリズムを取る大場なな見参。

『皆殺しのレヴュー』

ワイルドスクリ━━━ンバロック開幕。

「列車は必ず次の駅へ」

「では舞台は?」

「"わたしたち"は?」

そう問いかけ、次々と仲間たちの星を弾く。

クロディーヌでさえ歯牙にも掛けずに負かす。

 

「強いお酒を飲んだみたい。」

"舞台"に立つかのように言い放つ。

しかし、応答できる者はいない。

純那は応答したが、"台詞"ではない。

それはこの"舞台"では"死"に繋がる。

純那ちゃんの首がはねられたかと思ってワァッ...!言うてました。

直後、真矢の「うろたえるな!」で、観客も我に返る、このタイミングがうまい。

 

「私たちはもう舞台の上」

気づいていたのは、This is 天堂真矢。

この時点で気がついてるのは流石。

あとは、ここで去ったななは華恋を送り出しに向かったんじゃないのかと思う。

まだ"運命の舞台"に囚われている華恋に対しては約束タワーまでの道を示す。

「みんなに立つべき舞台があるように、この道の果てにあるアナタだけの舞台を見つけなければならない」

そしてななも呟く、「帰らなきゃ。」

 

🚋

 

  • 決起集会

BGMの約束タワーが沁みる…。

輪から外れてる九九組は、それぞれがあの言葉の意味を考える。

なんで真矢だけ生き残ったのか。

 

ここの脚本組の雨宮さんと眞井さんのシーン。

前回を超えられるのか分からなくて怖い、

でも約束したから、みんな待ってるから、

怖くても進んでみる。

ここの掛け合いもレヴューでは?

99期生のなかでいち早く"次の舞台"に足が向いている。

あとポイントはステージ上で眞井さんが叫び、やってみないと超えられるかわからないと宣言したタイミングで、BGMが舞台少女心得のサビになるのウマい。

"私たちは舞台少女、未完成の舞台少女"

99期生の仲間たちが口々に読み上げる今回の台本。

舞台のことが大好きだから、演じてみたいから次の舞台へ。

輪に加わっている九九組の皆も気づく。

もう舞台の上だと。

 

会場に建てられた舞台のセットである、星摘みの塔が輝くと同時にアルチンボルドキリン登場。

差し出すのは🍅トマト🍅、禁断の果実のメタファーにも挙げられる赤い実。

唆すというと微妙だけど、キリンが舞台少女たちにトマトを差し出すって楽園(聖翔、塔)から出ていく失楽園のイメージなのかなと書いてて思いました。

これから始まるのは本能を剥き出しにしたレヴュー。

ワイルドスクリ━━━ンバロック

全てにけりをつける時。

 

🚋

 

  • 怨みのレヴュー

鉄火場にデコトラで特攻(ぶっこみ)を掛けたうえに謎ポーズをかましながら口上を述べる双葉。それに対する香子、自身の襲名先でもある彗仙も織り混ぜた花の口上と見得を切るときのサラシと刺青、格好いい。

ただ双葉はん、香子に話さなさ過ぎて毎度拗れてない???

幼馴染だからってわかってくれるわけではないんだよな。

とはいえ香子は怒って拗ねてるのでセクシー本堂でドツボにはまる双葉をなじる。

「うっと…」

「めんどくなったんやろ?」

「表出ろや」

京のオンナを演じさせたらNo.1伊藤彩沙 、最高なんですよ。

そして最後に清水の舞台でデコトラ対面、

有無を言わせない絵面の強さ、これこそレヴューだよなぁ。

香子からの縁切り状を嫌だ!ずるい!ではね除ける石動双葉ァ…可愛いが過ぎる。

香子のお守り以外だと結構こういうところあったけど、それを最後に出してきてワガママを通すのは双葉の番にするのTVシリーズと逆でとても好き。

 

🚋

 

  • 競演のレヴュー

ロンドンから駆けつけた神楽ひかりを迎えるのは露崎まひる

 

宣誓から泣かせにこられてオタク涙目でした。

「宣誓!」

「私は舞台に立つ喜びを歌い、舞台に立つ覚悟を踊り」

「強く、優しく、美しく、演じ続けることを誓います。」

「99期生、露崎まひる、夢咲く舞台に輝け、私。」

戸惑うひかりに対して勝負を挑む。

目まぐるしく競技が切り替わるのは見ていて楽しい。

ハードル、テニス、バレーの服が好きです。

 

まひるは優しいからちゃんと"ここ"が"どこ"か教えてくれているのに戸惑うばかりのひかり、当然星を落としてしまう。

転調と同時に表情を変えて詰めるまひる、メイスの重さを感じる音が1番怖かった。

「大嫌いだったの、あなたが。」

「あなたがあなたがあなたがあなたがあなたがあなたがあなたがあなたが」

奈落から逃げるひかり、中は#2revivalの舞台でもあった、アンフィシアターをモチーフに。

ここからの演出ホラーあるあるすぎて…、何もない廊下を映してから被害者にズーム、カメラの後ろから聞こえる声、逃げ込んだ先が閉所。

そこでまひるに突きつけられるひかりの後悔。

なんでちゃんと演じないの。なんで逃げたの。運命の舞台じゃなかったの。

落とされそうになる寸前によぎった"約束"。

まひるに全てを負かされた状態になってやっと華恋への心情を吐露するひかり、頑固だったな…。

そこでまひるが同情の追い討ち!お姉ちゃん優しすぎますよ!!

でもこれが出来るのはライバルだから、対等だから、ひかりも話せるんだよな。

落とした星をメダルにしてかける演出天才、覚悟の再生産だよ。

「走れ!神楽ひかり!」

そして神楽ひかりは"運命の舞台"へ。

 

「演技も歌もまだまだ下手だけど」

「決めたんだ、舞台で生きてくって」

覚悟が決まった露崎まひるは強いんだよな、泣きます。

 

🚋

 

  • 狩りのレヴュー

このレヴューだけ殺意マシマシ過ぎる。

いきなり切腹セット出されるじゅんじゅんの身にもなってみろ!

なんとかハラキリ回避して、進路にいちゃもんつけてくるななに対して進路を邪魔するなら捕らえる!と檻を展開。

ここの「がお」、大場なな可愛い。

ななにとっては他人の言葉ばかり使い、遠回りする純那はキラめいていない、舞台少女として死んでいる。

だから、死んでほしかった。

でも、武器まで砕きボロボロに負かしてもなな自ら星を弾きはしない。

「あーあ、泣いちゃった」 

なんて言っても優しさなのか、自分で壊してしまうのが怖いのか。

刀を差し出し、距離を置くしか出来ない。

 

そんな甘さが純那が吹っ切れる時間を作ってしまう。

(再起するのはばななも期待してたと思う)

しかし、純那も舞台少女、想像以上のキラめきを放って再生産する。

「人には運命の星あれど、届かぬ足りぬはもう飽きた。」

「足掻いて、藻掻いて、主役を喰らう!」

「99代生徒会長、星見純那!殺してみせろよ、大場ななァ!」

吼える佐藤日向さん最高に格好いいし、第99代生徒会長とかいう肩書き好きすぎて泣ける。(オタクは桁の大きい肩書き大好きなので)

ここでななの小太刀の柄尻を自らの宝石に叩きつけて、自分の武器にする演出最高に痺れた。

 

多分この時点で純那に目を奪われてるなな。

「私の刀返してよ!」なんて言っちゃう、こんな純那知らないから。

武器を奪われ、役を喰われた大場なな、"過去の"眩しい純那ちゃんを見ていたばかりに、"今の"純那ちゃんの眩しさに負けた。

このレヴューはお互い大事だから、踏み込めずぬるま湯に浸かっていた半依存の関係の再生産。

 

示された"次の舞台"は違うけれど。

再演の果てに、ようやく対等な関係になれた。

だからこそ、「あーあ、泣いちゃった」

別れが寂しい大場ななさん、1番背が高いのに1番子供っぽいところある。(好きポイント)

進路が別れるけど、またどこかで交わりそうなのが良い。

 

🚋

 

  • 魂のレヴュー

幕間のアニマルしょうぎからレヴューは始まっていた…?

まぁ真矢の負けず嫌いさはここで提示されてる。

以下レヴュー本編。

ファウストのような幕開け、"博士"と"メフィストフェレス"に対応する"舞台人"と"悪魔"。

ここで「誰も観たことのないキラめきに心を奪われたらお前の魂をいただく」と、

ヒルな表情で契約書を取り出すクロディーヌ、顔が良い。

契約に対して己の血を持って応じる舞台人たる真矢、人間やってる。

 

ACT1は武器がステッキの時点でとどめに隠しサーベルは知ってた。(好き)

ACT2、舞台の悪魔を俯瞰する舞台人は傲岸不遜に言い放つ。

「天才、サラブレッドと呼ばれた私は、舞台のための器、全ての役を映し出す神の器」

レヴュー上では圧倒的強者を演じる天堂真矢。それは演じることへの誇りと驕り。

次々と変わる演目と配役を、取り巻く額縁の内と外で描いていくのは天才のそれ。

「私が求めたお前の魂はどこに!!」

「英雄には試練を、聖者には誘惑を、私には悪魔を。」

惑わされた悪魔の星を弾き、勝ち誇った顔で「This is ...」やろうとしてキャンセルされるの絵面が面白すぎた。

 

驚愕する舞台人を嘲笑う悪魔、「星ならまだここにもあるわ」

ここのクロディーヌ、色気があってまさに"悪魔"。

「舞台の理を捻じ曲げる気かァ!!!」

ここまで乱されて初めて舞台上で、演じる舞台人の仮面を剥がされる天堂真矢。

「交わした契約を忘れたの?」

真矢を追い越し、天辺にレビュー服で現れる西條クロディーヌ、まさに強者。

TVシリーズでの借りを返すかの如く、述べる。

「月の輝き、星の愛など、血肉の通わぬ憐れなまぼろし

「爆ぜ散る激情、満たして今あんたの心に叩きつける!」

「99期生、西條クロディーヌ。」

「今宵、キラめきであんたを。」

神の器の象徴たるアイアン鳥バードの首をはねられ、”舞台人”はいなくなった。

役がなくなれば、残るのは天堂真矢の誇りと驕り。

せり上がってくる後ろに太陽を背負っているのは、かの太陽王のよう。

「輝くチャンスは不平等、ちぎって喰らえ共演者」

「愛も自由も敗者の戯言、天井天下唯我独煌」

「99期生、天堂真矢!」

「奈落で見上げろ、私がスタァだ!」

お互いTVシリーズでの口上に対して答えを返しているの上手すぎるし、この2人だけ立つステージが違う。

 

ACT4「美しき人 或いは其れは」

レヴュー曲「誇りと驕り」のフレーズから始まるのが、痺れるポイント。

終幕に向かって決戦仕様の舞台になるの好き過ぎて。

TVシリーズのレヴューデュエット以上に縦横無尽に舞い戦う、派手すぎる。

「今のあんたが1番かわいいわ」

「私は!いつもかわいい!」←可愛い。

 

激突しお互いを掴みながら墜ちていくシーン好き。

「貴女でなければ、暴かれることはなかった!」

「あんたをさらけ出せるのは(ライバルである)わたしだけ!」

「真矢ァァァァァァァ!!!!」

「クロディーヌゥゥゥゥ!!!」

とどめはACT3の意趣返し。

額縁の向こうに見えるのは、最高に美しいライバルだった。

「「私たちは共に落ちていく炎」」

演じた舞台もろとも焼き尽くし、再生産する。

何度も舞台で競い合うために。

息つく間の無い激しいレヴューで、観ていて1番カロリー使うかもしれない。

 

🚋

 

  • 運命の舞台

古川監督も言っていたのが、この劇場版は愛城華恋を人間にする物語。

TVシリーズでは"主人公"という役割で動かされていたキャラクター、スパダリとも例えられる折れない、前向き元気な性格として描かれていた。

ただ、演劇の才能はどうやって培ってきたのかバックボーンがあまり見えなかった。

そこが今回は描かれていて、"愛城華恋"を"愛城華恋"たらしめる要素が目に見える形で提示された。

何度も描かれた、ひかりと約束した、運命を交換したあの日までどんな子供だったのか。

 

挨拶ができないくらい恥ずかしがる人見知りで、まわりに流されてゲームを始めるような主体性のないよく居る子供だったのは衝撃。

でも、ひかりに出会って変わった。

普通と異なるのは、ひかりが舞台少女だったこと。

運命に出会ったあの日、スタァライトを観て劇的に変わる。

胸に刺さるキラめきを浴びて、スタァに憧れてしまった。

 

ひかりがロンドンに行くときに交わした舞台で会うときまで見ないし、聞かない約束。

この後の華恋が今の裏付けになっていく、劇団に入り、ダンス、歌も習い、主役を演じるまでになった。

中学の同級生が言っていた、「舞台の華恋は凄いんだよ。」

聖翔学園99期生のトップ9に居る実力が証明されたのが嬉しかった。

ようやく華恋に血が通ったような感覚だった。

あと、印象的なのが、「ノンノンだよ!」とか口癖が過去の舞台のセリフ由来だったのが判明するところと、ひかりちゃんが転校してくる前に華恋がひかりちゃんについて調べちゃってたところ、「自分ルールだから。。。」って言い訳してたの最高にその年頃の少女感あって愛城華恋が鮮明になった。

これがあってのTVシリーズの愛城華恋が補強されるのが凄く良い。

 

華恋の役作りを終え、約束タワーの舞台で待ち受けたひかりと対面する。

このシーンで第四の壁を破壊し、目線を観客に向けてくる華恋の演出は凄かった。

観客すらも舞台装置として取り込み、まるで舞台を見ているかのような感覚に一気に持っていかれた。

これが劇場で感じる、{歌劇}体験の一端。

その上で、華恋は語りだす舞台の怖さを。

「こんなに客席って近かったっけ?」「こんなに照明って熱かったっけ?」

劇場の観客を見ながら、舞台を見渡しながら、語る華恋はもう舞台少女ではなかった。

だから、ひかりのセリフに返すことができなくて"終わって"しまった。

 

TVシリーズにてひかりは華恋のことをスタァだと言っていたところをみると、華恋なら必ず返してくれる、受けてくれると思って期待をしていたところがあると思う。

諦めかけた自分を舞台少女に戻してくれた華恋だから、きっと応えて気づいてくれるはずだと、私は演じ続けるけどアンタは?と突き放すように聞いたんだと思う。

 

でもひかりが思うほど今の華恋はキラめいていなかった。

役を演じているのに何もない自分に気づいて"死んでしまった"。

 

だから、驚愕し狼狽したけども、まだ舞台の上で幕は下りてないから歌う。

この時のポーズは小さいときの逆で、ひかりが華恋を支える形になる。

「私からまたお手紙を送るね。」

華恋を運命の舞台へと導いた手順をもう一度"再演"し、舞台少女として再生産するのを祈り、送り出した。

 

全てを燃焼し新たな自分に生まれ変わるのがどれほど恐ろしいか、覚悟がいるのかを描く故のマッドマックスだし、ジェット噴射で飛ぶ列車だったのではないか。

行き先は勿論、"運命の舞台"。

 

🗼  🚋🔥

 

「ここが舞台だ!愛城華恋!!」

 

  • 最後のセリフ

このレヴューは果たしてだれのセリフなのか。

 

愛城華恋は全てを炉にくべて再生産し復活した。

「わかったよ、どうして舞台に立っているのか」

ようやく胸を張り正々堂々と、レヴューの相手として向かい合えた二人。

 

 「星屑落ちて、華は散っても、キラめく舞台に生まれて変わる。」

「新たな私は、未知なる運命!新たな私は、まだ見ぬ戯曲!」

「愛城華恋は舞台に一人!愛城華恋は次の舞台へ!!!」

 

「私を照らせ、すべてのライトよ、私に見惚れろ、すべての角度で」

「今の私が一番わがまま、今の私が一番綺麗!」

「舞台の上にスタァは一人、神楽ひかり、私がスタァだ!」

 

スーパースタァスペクタクルに相応しい、

ライティングも名前看板もすべてはこのキラめきを照らすため。

 

「言わなくちゃ、最後のセリフを」

ここで華恋のサーベルが折れて新たな刃に"再生産"されるのが美しすぎる。

それはきっと華恋自身のキラめきだから。

 

「 わたしも ひかり に "負けたくない" 」

 

約束だった二人でスタァになる、二人で一つのキラめきだったのが、最後のセリフでひかりとレヴューすることでキラめきあって並び立つ二人のスタァになるの綺麗過ぎる。

 

華恋の胸にひかりのキラめきが突き刺さり噴き出す無数のポジションゼロ、これからの可能性の暗示みたいだった。

ここで巨大ポジションゼロに突き刺さるタワーの先端と残った土台がちょうど星と王冠のようになるのはさすがに狙ってる。

 

運命の二人を見届け、青空の下で舞台少女たちは上掛けを捨て去り、未来へ歩みだす。

「演じ切っちゃった、レビュースタァライトを」

スタァライトの呪縛から解き放たれた、愛城華恋は空っぽ。

「じゃあ、探しに行きなさいよ。」

「次の舞台、新しい役を!」

「うん!」

 

晴れやかな表情の二人で本編は終わるのが綺麗過ぎて。

終わらないで・・・!すら思う間もなく暗転し、エンドロールへ。

主題歌『私たちはもう舞台の上』が流れだし、卒業後の九九組のみんなのもとへ会いにいくひかりが描かれているのが、もう最高のエピローグでありがとうしか言えない。

華恋とは文字だけのやり取りだけど、もうお互いが何をしていようとも、

またいつか舞台で会えるのが分かっているから大丈夫なんだよな・・・。

 

  • 本日、今、この時

舞台少女は今この時も進化中、そして観客が待望するキラめく次の舞台へ。

「それでは、一番の方お願いします」

「はい!一番、愛城華恋!みんなをスタァライトしちゃいます!」

舞台は繰り返すことを描きつつ、現実のオーディションとクロスオーバーさせることでメタ構造にも落とし込み、実在感が刻み込まれるのが良い。(この時の服装が、レヴュースタァライトを受けたときの華恋の中の人である小山百代さんの服装だっていうのがまたリアリティを増すファクターになる)

 

🚋

 

最後に

舞台少女である九九組の皆の卒業が描かれていて、途中観ていて寂しくなるシーンもあるけれど、最後には晴れやかな気持ちになって、元気をもらえる本当に良いアニメ映画!!

劇場での{歌劇}体験ができるのは今だけ!!!!!

あと映画を見たあとは『Pole Star/スタァライト九九組』を聴いてください。

歌詞も噛み締めるように・・・。

 


www.youtube.com

アタシ的2019年楽曲10曲選んでみた

はい、こんにちは(´∀`)

ブログ上げることもなく数年経ってました・・・(ごめんなさい)

前置きはさておき、

表題通り「アタシ的2019年楽曲10曲選んでみた」やっていきます。

 

 

各曲紹介

では・・・語っていくわよ!!!!

・Star Diamond / スタァライト九九組


TVアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」6thシングルCD「Star Diamond」クロスフェード試聴

メディアミックス作品「少女☆歌劇レヴュースタァライト」発ユニット、「スタァライト九九組」の6thシングルです。

この曲を選んだ理由はまず既存のStar Divineに並ぶような強いイントロ(ピアノ入りからのギターが入る多動進行が好き)です。

初めに聴き始めた時点では作詞中村彼方さん・作編曲本多友紀さんの強い曲だという印象だったのが、落ちサビの歌詞を見て特大の横転をかましラスサビでやられることになるとは・・・。

ということで選んだ理由に追加したいのがアニメや舞台などでキャラクターを知っていると横転せざるを得ない歌詞ですね。

負けられない キミにだけは

舞台の上では向かい合おうね

暴れる剣先も 震える歌声も

受け止めて欲しいよ

 キラめきを胸にぶつかり合う少女たちの"在り方"が描かれていて、

アニメ本編の華恋とひかりの最終決戦を思い出します。

作品に密接に関わる楽曲、大好き過ぎる。

 

・ロケット / 月坂紗由(cv.鬼頭明里)


Re:ステージ! ドリームデイズ♪SONG SERIES② Personal Music 「Blooming,Blooming!(式宮舞菜)/ ロケット(月坂紗由)」試聴動画

TVアニメ「Re:ステージ!ドリームデイズ♪」内で主人公である式宮舞菜が所属するユニットとなる「KiRaRe」のメンバーのキャラソンから。

この曲を歌うのは月坂紗由という式宮舞菜がプリズムステージの舞台に再び挑むきっかけになる親友ポジションとなる女の子です。

この子は作詞ができ、とてもロマンチックなイメージ力の持ち主で度々作品内でその詩が取り上げられるシーンがあります。

そんなキャラクターを十分に表現しているのがこの曲「ロケット」です。

作詞・作曲はあの渡辺翔さん、やってくれましたね・・・。

歌詞がキャラクターそのまますぎる・・・。

星並べたら迷いなく 光が大きい方角へ

中越し回した手は淡い軌道上

※イメージ映像

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月目覚めたら明るくて 自然で優しい引力で

気持ちごと君のもとへ素直に向かう

あと何分間お互いの温度から 感情読めるのかな

星屑を集めて君へ

アタシ的2019年綺麗な作詞大賞として表彰したいです。

才能があったが挫折し立ち上がれなかった過去を持つ式宮舞菜、

しかしその中の純粋な気持ちに惹かれた月坂紗由。

そんな月坂紗由の気持ちが表れている曲だと思っています。

月の明るさに惹かれる星や衛星を周回するロケットに気持ちを例えるの天才では。

 

・Revelation / 芹澤優

Revelation

Revelation

  • 芹澤 優
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 https://yu-serizawa.com/discography/

芹澤優 2ndシングル「デビきゅー」カップリング曲である「Revelation」です。

今回のシングルはこの曲を含むカップリング2曲が芹澤優さん本人の作詞です。

さらにカップリング曲の作編曲は宮田'レフティ'リョウさんという布陣。

この曲に関してはエモいガールズロックのような曲でアツいです。

 

注目すべき点としては本人が書き上げた歌詞です。

そもそもこの歌詞の背景としては、芹澤優さんはその時の気持ちを詩として残すらしいのですが、ことRevelationの歌詞に関しては、沈んでいた時に書いていたもので、本当であればファンには見せたくない”言葉”だった。

しかし、1stソロツアーをやるにあたり、曲として綺麗にしてしまえば(それも嫌だったけど)受け止めてもらえる、として完成させたもの。※出典の記憶が曖昧なため消し

ここから自分の"解釈"ですが、

・1番は1人で沈んでいた自分のこと

・2番は現在の自分とファンのこと

・Dメロラスサビについては目指すその先を

書かれていたのではないかなと思います。(妄想終わり)

 

そんな気持ちが込められた曲なので、本人が歌唱する時も気持ちがバチバチに入るらしく感受性の強いオタクさんは涙腺が崩壊します。(まさに自分)(号泣)(嗚咽)

今年こんなに感情を揺さぶられたのはこの曲だけなので選出しました。

みんな芹澤優さんを知ってくれよな・・・!!!

 

・ヒロインズドラマ / 赤城あんな(cv.芹澤優)


「キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション ~メルティックスター チャンネル~」試聴動画

TVアニメ「キラッとプリ☆チャン 2ndシーズン」にして満を持して投下された、

前述の芹澤優さんが演じる、お金持ちで才能みなぎる努力家のお嬢様、

赤城あんな」のソロ曲「ヒロインズドラマ」です。

まず詳しいキャラクター紹介から、

【血液型 - O型 / 誕生日 - 7月6日ピアノの日) / 身長 - 147cm[5] / 好きな飲み物 - 紅茶 / 属性 - ラブリー / 使用ブランド - Dolly Waltz】

「プリ☆チャン」の人気アイドル。一人称は「わたくし」で、お嬢様口調。セレブなお嬢様で本人はエレガントに振る舞っているが、素の性格は子どもっぽくわがままで、騙されやすい。しばしば他者の活躍に触発され、それを上回ろうとして過剰に暴走している。

しかし、本人はライブ活動再開に向けて厳しいレッスンを重ねているなど、普段の振る舞いとは裏腹にかなりの努力家である。*1

 この通り、高飛車お嬢様を演じつつも、自分のレッスンは厳しく取り組むなど努力を惜しまないタイプであり、自分の実力を把握、自信を持っているのですが、この2ndシーズンで手に入れなければならない目標として掲げられていた「ジュエルコーデ」の獲得がなかなかできずに今年も終わろうかというところでした。

しかし、第86話にてジュエルコーデを手に入れるべく披露された曲が今回選曲した「ヒロインズドラマ」なのです。

 

この曲は作詞が真崎エリカさん、編曲が本多友紀さんという、プリティーシリーズ恒例になりつつあるクリエイター集団Arte Refactによるもの。

更に編曲に本多さんは、芹澤優さんが前作「プリパラ」で演じていたキャラクター「南みれぃ」のソロ曲「TRIal HEART ~恋の違反チケット~」も作っているという。

縁を感じざるを得ないですねェ・・・。

 

このヒロインズドラマのポイントとしては、基本ブラスや金管、ピアノを用いたカルメンなどをイメージするあんなお嬢様らしいダンサブルな曲調。

また、自己肯定感がめちゃめちゃ強い歌詞ですね。

特筆するならばここ、

一番のジュエル

いただくのは わたくしよ

だって絶星のVENUS

"絶星"って・・・この星中で一番だと思ってるわけですよ。

最高ですね、あんなお嬢様は・・・。

 

そんな曲をこの年末にぶつけてくるなんて・・・感謝しかない・・・。

2ndシーズンの間待ち望んでいた甲斐のあるクオリティです。

更に自分の好きなポイントがもう2つあります。

1つ目、Dメロ前の間奏の踊り狂うピアノからのイキリきったギターソロです。

聴いた瞬間気づいたら床の上を転げまわっていました。

次に2つ目、Dメロからのラスサビワンフレーズ転調です。

Dメロ頭

息を飲むほどに かしずかせてあげるから 

 ここでお嬢様に跪きます。

そしてラスサビ最後

世界はもう夢見がち 誰も彼も巻き込んだ 

熱の渦のまんなか いつだってかがやくの(通常キー)

いつだってかがやくの(上のキーに転調)

 オタクが大好きな展開であるところの転調です。

また、前述の曲「TRIal HEART ~恋の違反チケット~」でもやられている展開です。

(最後の、傾くココロ。・・・ギルティ!の部分)

やはりクオリティの高い曲に王道の展開を重ねられると負けです。

しかも女児アニメ特有のエピソードブーストが掛かるので最高ですね。

 

 

以上で作詞重点楽曲パートが終了です。

✄-------------キリトリ-------------✄

続いて一応メロディ重点楽曲パートです。

 

・アルティメット☆MAGIC / i☆Ris


i☆Ris / 「アルティメット☆MAGIC」 Dance Ver.

・・・関係ありませんがi☆RisさんYoutube上で各曲MVフルVerが公開中です。

i☆Ris 18thシングル、TVアニメ「賢者の孫」OPの「アルティメット☆MAGIC」です。

今年のアニサマやアニマ横浜でも大変盛り上がったのが記憶に新しいです。

 

去年もタイアップを取っていたはずなのに何故今年はこんなに人気だったのだろうかと考えると、いままでのi☆Risさんのアニメタイアップ楽曲って良くも悪くも作品っぽいけどもあまり流行らないという印象でした。(プリティーシリーズ曲は除きます)

それが今回は流行りの「俺TUEEE異世界転生モノ」タイアップ+明るいポップな曲調で聴きやすい!というところが方々のオタクにウケたのではないかと思います。※あとは様々なMIXが入れやすいもの一因と言われていたり・・・。

 

編曲の久下真音さん、調べてみると欅坂のサイレントマジョリティなど作っている凄いクリエイターを引っ張ってきたみたいです。

素晴らしい仕事をありがとうございます。

まあ、i☆Risさんその次のシングルはいつもの通りでしたが。とりまsorry!

 

・ダイスキ。 / 大橋彩香


大橋彩香 9th single「ダイスキ。」Music Video (full ver.)

カラダ中が「ダイスキ」って叫ぶの・・・止まらない MY LOVE!!

アニソンでドロップがあるという衝撃でTwitterがざわついていました。(体感)

作曲の人が三浦大知さんのEXCITEに関わってたりしているKanata Okajimaさん、アイカツのカメレオントークなど作っているpw.aさんの共作です。

爽やかに恋心を歌う、気持ちの良い曲でドロップしている箇所で使われる大橋さんのボイスサンプル的な「大好き」の一言が印象的でした。

 

大橋彩香さんの「ダイスキ。」「Break a Liar」「Finding Lover

Kawaii Future Bassを体現してて凄くハマってます。

声優さんが歌うFuture Bass流行って欲しいです。(かわいい)(耳が癒される)

 

・ポペラ・ホリカ / 石原夏織


石原夏織 4th Single カップリング曲②「ポペラ・ホリカ」試聴ver.

石原夏織さんの4thシングル「Face to Face」収録のカップリング曲「ポペラ・ホリカ」です。

なんと編曲がPandaBoyさん、甘い歌詞と裏腹なバキバキのメロディからなる上質なテクノPOPとなっている

頭の中を空っぽにして走り回りたくなる、ストレス解消にも効く素晴らしい曲です。

ちなみに歌詞中に何度も出るポペラ・ホリカという単語はポップアンドラブホリックという意味らしいですね。

好きな人はめちゃめちゃハマりそうだし言い得て妙だと思います。

 

・RIVALS / 田所あずさ


田所あずさ / RIVALS -MUSIC VIDEO-

田所あずささんの10thシングルであり、

TVアニメ「神田川 JETGIRLS」のED「RIVALS」です。

ストリングスが効いた、爽やかさとシリアスさを併せ持つロックナンバーです。

 

歌詞は競い合うライバル同士、親友同士のアツい関係を描いており、

前述の神田川 JETGIRLSでの主人公チーム、神田川ジェットガールズの関係のようだなとオタクは1人頷きエモい気持ちで聴いていました。

 

 

・2時のパレード / CYNHN


CYNHN(スウィーニー)「2時のパレード」Music Video

ボーカルユニット「CYNHN(スウィーニー)」の6thシングル「2時のパレード」です。

「CYNHN」というグループはプロデュースを渡辺翔さんが行っており、ジャンルに囚われない楽曲を多くリリースしています。

今回のこの曲は作詞・作曲を渡辺翔さん、編曲をVoid Chordsの高橋諒さんが担当しており、四つ打ち+木琴を多用した”夜”を感じさせる曲となっています。

また、2時のパレードについて渡辺翔さんがTwitterにて、

と仰られている通り、1番2番の歌い方と全く異なる歌い方に変化するのが注目すべきポイントです。

 

・スノウ・グライダー / Run Girls, Run!


スノウ・グライダー short ver./ Run Girls, Run!

エイベックスが繰り出す声優ユニットRun Girls, Run! 6thシングル、

TVアニメ「アサシンズプライド」OPの「Share the Light」のカップリング曲「スノウ・グライダー」です。

今年はこの曲がリリースされるのをずっと待っていました…今年1番好き。

この曲は作詞が只野菜摘さん、作編曲が石濱翔さんという最強の布陣です。(主観)

また、一部から非常に評価が高い、Run Girls, Run!さんの四季曲のうち、"冬"に該当する曲なのです。

また、四季曲としては現在3曲出ており、

  • "春"「サクラジェラート
  • "夏"「(未リリース)」
  • "秋"「秋いろツイード
  • "冬"「スノウ・グライダー」

となります。

そして、サクラジェラートから一貫した物語として描かれており、その物語の終わりとしてスノウ・グライダーがあります。

このスノウ・グライダーを好きな点としては、音数の少ないFuture Bassで寂しいような寒さを感じさせるような冬の季節感を表現しているところ。

また、Run Girls, Run!のメンバーの歌唱力の成長によって声が楽器として機能し始めておりメロとボーカルのバランスの取れた曲になっているところです。

更に、Dメロからのドロップの流れが最高過ぎるので聴いてほしい…秋いろツイードのボイスサンプルが使われていて今までの回想のようにイメージできて"到達"できます。

 

まとめ

ヒロインズドラマは絶対入れたくてリリースを待っていたら書くのがめちゃめちゃ遅くなりました。

来年にRun Girls, Run!さんの季節曲の"夏"が出てくれることを祈っています。(石濱翔さんのTropical Bassで何卒よろしくお願いします)

こんな長文を読んでいただきありがとうございました…。

*1:wikipediaより

晴れた空見上げて

アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館!」に行ってきました。

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アイカツ!シリーズ」の1つの区切りとなったこのライブ。

アイカツへの思い入れが自身が思っていたより深くて・・・。

これは言葉にしないといけないなと思い、感想を書きたいと思います。

 

このライブはいままで「アイカツ!シリーズ」において、

キャラクターの歌唱担当をしていた、「STAR☆ANIS」と「AIKATSU☆STARS!」、

いわゆる歌のお姉さんたちの解散公演となりました。

 

楽曲総数は二日間併せて約80曲!!!

凄まじいボリューム、その上素晴らしいパフォーマンスで魅せられました。

それは実在のアイドルだからこそ、

アイカツ!」のアイドルと一緒に歩いてきたからこそ、

お互いの積み上げてきたモノがシンクロし全力のパフォーマンスになっていて。

笑顔で歌っている姿は本当に輝いていて、まさに”アイカツ”だったなと。

 

開演前は本当にこれで最後になってしまうんだなと、

観客のくせに不安や寂しさを抱き緊張していたんですが、開演したら吹っ飛びました。

だって彼女たち笑顔だったんですよ、ずっと。

MCで感極まってしまう瞬間があったとしても、

歌を歌っている間はとびきりの笑顔でアイドルと一緒にステージに立っていて。

本当に「アイカツ!」で観てきたアイドルが画面から出てきたような。

MUSIC of DREAM!!!を歌うせなさん。

START DASH SENSATIONを歌うるかさん。

輝きのエチュードを歌うわかさん。

それは「アイカツ!」のアイドルと声優さんと三人六脚で歩んできた日々が

今を最高にしているんだと。

 

 

オタクはアイカツMF2016からのライブ参戦でしたが、

年を経るごとに最高を更新していくので毎回が楽しみでした。

それが今回で最後になるのはすこし寂しいと思います。

しかし、それだけではなく公演中何度も何度も”終わりじゃない”と、

STAR☆ANIS」と「AIKATSU☆STARS!」、「マスカレード」の皆さんはそう言っていました。

そう言って、笑顔をみせていました。

だからこそ、ライブが終わったとき悲しい寂しいよりも、

なにか頑張らなきゃなってなんとなく未来向きというか、前向きな気持ちになっていました。

こんなに楽曲と演者の持つ力は凄いなと感じたのは初めてです。

 

最後に・・・、

みきさんのハローハロー凄かったなって、最高にひなきでしたよ。

ひなきミラクルのライブを思い出し泣いてしまいました。

オタク自身思っていたよりもアイカツ好きです。

アイカツ武道館最高すぎた!!!(語彙力)

オタク語彙力への憧れ

お久しぶりです、オタクです。

 

書くネタどうしようとか思ってたら、

1月終わっちゃいますよ…。

 

話は変わりますが、何故語彙力か!

それは、伝えたいことをより鮮明に伝えられる

オタクになりたいから!

 

ライブやイベント、アニメの感想をな? 

素晴らしい表現で書けたらどんなに良いか!

 

今だったらどんなに頑張っても、

良さみが深すぎる…オタク昇天して優勝…😇

みたいな世紀末言語しか発せられない☺️

 

しかし、根までズブズブのオタクである

ワテクシとしては感じた良さを布教したい!

 

ということで…

今年はオタク語彙力を鍛えるために

このブログ書いたり、

ラジオにメール出してみたりしたいなと決めました(唐突)

 

まぁ、i☆Risの接近イベントに行って、

直接お礼を伝えた時の優芹澤さんの喜びようから、

感想を伝えるって素晴らしいな、

と改めて感じた次第ですよ。

 

ただ単に推し増しなだけじゃないかと言えば

 それまでなんですが😅

 

意気込みとして勢いよく書きました!

そりでは、またオタクの気が向いたら更新をば

2017年のアニソン10曲考えてみたよ【復刻版】

どうも、オタクです。

以前、Twitterで投稿した2017年のアニソン10曲を完全版として

選んだ理由などと併せて載せたいと思います。

途中エモの高まりにより文が乱れると思いますが、

雰囲気で感じてください。

 

まずは1曲目・・・

ようこそジャパリパークへ

ようこそジャパリパークへ

  • provided courtesy of iTunes

2017年いろんな現場で最も聴いた曲です。(オタクの主観ですが)

メロもサビも楽しい、けもフレの良さが詰まっている、演者とオタクが一体になれるという。。。

オーイシお兄さん素晴らしい曲をありがとうლ(╹◡╹ლ)

けものフレンズ1期は伝説になったのだ・・・。

 

 

2曲目・・・

アイマイモコ

アイマイモコ

  • provided courtesy of iTunes

アアアアアアアアアいのりん☝

失礼致しました、つい高まってしまいました。アイマイモコで御座います。

Bメロからサビに掛けての綺麗な盛り上がりにエモみを感じランクインです。

Cメロからラスサビにかけても大変素晴らしく聴き終わったあとに爽快感があり、

前向きな気持ちになれる曲です。

 

 

3曲目・・・

HAPPY PARTY TRAIN

HAPPY PARTY TRAIN

  • provided courtesy of iTunes

 サンシャイン楽曲強すぎる説からの刺客、HPTで御座います٩(˙▿˙)۶

イントロからオタクにブッ刺さりましてランクインです。

μ's→Aqoursへの繋がり、Aqoursラブライブへの想いが感じられる歌詞、

渡辺拓也&EFFYというエモサウンド・・・こういうのに弱いオタクです。

 

 

4曲目・・・

ワガママMIRROR HEART

ワガママMIRROR HEART

  • provided courtesy of iTunes

 初めて聴いた時メロディが良すぎてひっくり返りました。

 疾走感のあるサビに「だから強制!」で畳み掛けてくるのはズルいです。

ちなみにラスサビの溜めからの解放が大変エモいです。

2017年現場で聴けてないのが心残りです。

 

 

5曲目・・・

  • THERE IS A REASON

THERE IS A REASON

THERE IS A REASON

  • provided courtesy of iTunes

皆さんご存知、映画ノーゲーム・ノーライフ ゼロの主題歌です。

メロディから歌詞まで作品と合いすぎて、大変感動しボロボロに泣きました。

愛のために泣けるのは 君がそこにいるから 君だけを呼び続けるから

愛のために歌うのは そして共に生き抜く事 ずっと 君と

このフレーズがまさにぶっ刺さり案件で画面が見えなくなるオタクでした(;▽;)

 

 

6曲目・・・

  • STARDOM!

STARDOM!(TV Size)

STARDOM!(TV Size)

  • せな・りえ・みき・かな from AIKATSU☆STARS!
  • アニメ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

アイカツスターズ!の 4期目のOPです。

 主人公であるゆめちゃんがアイドルになって様々なことを経験し、

成長してきたことを体現する曲と言っても過言ではないです。

憧れは次の 憧れを生む わたしはここだよ

震えるような 高みへと 夢は 夢を 超えていく

きれいな物だけ 見るんじゃなくて 全部抱きしめて

 この歌詞とメロディによりこれまでの積み重ねが感じられ大変エモいです。

"ゆめは夢を超えていく"TRUEの唐沢美帆さん作詞半端ないです。

 

 

奈々曲目・・・

  • TESTAMENT

TESTAMENT

TESTAMENT

  • provided courtesy of iTunes

戦姫絶唱シンフォギアAXZのOPであり、曲の入りでオタクは昇天します٩(˙▿˙)۶

 怒涛の8ビートと奈々さんの圧倒的な歌唱でボッコボコにされました。

現場で聴く機会が多かったのですが高まり過ぎたためほとんど記憶が無いです。

invisible heatと迷いましたがこちらがランクインしました。

激しすぎる曲でも歌えてしまう奈々さん半端ないです。

 

 

8曲目・・・

  • SUN♡FLOWER


【楽曲試聴】「SUN♡FLOWER」(歌:本田未央、片桐早苗、佐藤心、城ヶ崎美嘉、諸星きらり)

iTunesでは見つからなかったのでyoutubeのリンクを貼ります・・・。

シンデレラガールズ劇場のEDであり聴くとテンションがブチあがります。

まさしくパッションという感じで、もの凄く元気がもらえる曲だったのでランクイン。

 

 

9曲目・・・

  • あっちゃこっちゃゲーム

あっちゃこっちゃゲーム

あっちゃこっちゃゲーム

  • 大地 葉
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

皆さんご存知、アイドルタイムプリパラの虹色にのちゃんの持ち歌です。 

元気いっぱい、夢いっぱい、電子音いっぱいで聴いていて元気をもらえる良い曲です。

ピロピロ鳴るメロディにもオタク弱いため見事に虜になっています。

また、プリパラやアイカツは心にゆとりをもたらす素晴らしいアニメなので是非視聴しよう。

 

 

ラスト10曲目・・・

 

  • マリンスノー

マリンスノー

マリンスノー

  • Ray
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 2017年のオタクを語る上で欠かせないRayちゃんの最後の曲マリンスノーです。

引退したRayちゃんのラストアルバムの一番最後の曲であり、

作詞川田まみ、作曲中沢伴行というまさに凪あす楽曲という感じです。

ノスタルジックなメロディに素晴らしい歌詞が突き刺さります。

しかしファイナルライブ後しっかり聴けません、オタクは未だに泣いてしまう・・・。

 

 

以上、10曲を紹介いたしました。

自分の語彙力の無さに頭を抱えつつ書いていました( ՞ਊ ՞)

10曲にまとめるのって難しい・・・増やすと記事にするのが大変というジレンマ。

ここまで読んでいただき、オタクは感激しております。

ありがとうございました。(*゚▽゚*)

初投稿しまつ

軽く自己紹介がてら初記事です。

 

タイトル通りオタクのゆきちです。

Twitterのオタクたちに便乗しブログを始めました。

 

主にアニメゲームラノベマンガ声優アニソンについて

記事に出来たらと思っています。